小説初心者、大学生におすすめ!!伊坂幸太郎本当に面白い小説6選!!
本当に面白い小説家伊坂幸太郎!!
いやー本当に伊坂幸太郎の小説は面白い!!
僕が伊坂幸太郎を推す理由
僕はもともとあまり小説は読まないほうでした。
そんな僕が通学時間はすべて読書に時間をあてる程になったのは伊坂幸太郎に出会ったからでしょう。
伊坂幸太郎の小説は何といってもキャラに魅力があると思います。
登場人物の会話の掛け合いがどことなくおしゃれであったりユーモアあふれる内容であるというのが読書初心者にも読みやすい理由であると思います。
さらに全く気付かせず何気なく散りばめられた伏線の回収が本当に素晴らしい!!
最後まで読み進めた後のスッキリ感は異常!!
存分に僕の伊坂幸太郎愛を語ったところでおすすめ小説10選を発表します!
伊坂幸太郎おすすめ小説6選
・オードュボンの祈り
内容
主人公、伊藤のコンビニ強盗から物語は始まる。伊藤は気付くと、見知らぬ島にたどり着いていた。その島は荻島といって、江戸時代以来外界から鎖国をしているという。島には、嘘しか言わない画家や、島の法律として殺人を許された男、未来の見える、人語を操る案山子などがいた。
しかし伊藤が来た翌日、案山子はバラバラにされ、頭を持ち去られて死んでいた。伊藤は「未来がわかる案山子はなぜ自分の死を阻止できなかったか」という疑問を持つ。 住民から聞いた「この島には、大切なものが最初から欠けている」という謎の言い伝え。 案山子の死と言い伝いの真相を追う伊藤の数日間を描く。
このあらすじを読んでみるとどうでしょう?
ワクワクしません??
未来の見える喋れるカカシが殺された謎をテーマに進むこの作品。
カカシがしゃべるとか未来が見えるとかものすごいファンタジー感あふれる小説ですが、読んでみると実際にそんなカカシがいるんじゃないか?
って思わせられるほどの圧倒的リアル感です。
不思議な世界観に引き込まれること間違いなし。
伊坂幸太郎衝撃のデビュー作をぜひ読んでみてください。
・ゴールデンスランバー
あらすじ[編集]
首相公選制が存在する現代。仙台市では金田首相の凱旋パレードが盛大に行われていた。
元宅配業の青柳雅春は数年前に暴漢に襲われていたアイドル・凛香を仕事中偶然にも助けたことで一躍時の人となり、地元では顔を知らない人がいない有名人。
そんな青柳は数年ぶりに大学時代の親友・森田森吾に呼び出される。森田の様子がおかしいことを訝しむ青柳に、森田は「お前、オズワルドにされるぞ」と告げる。
なんのことか分からない青柳だったが、その直後に首相は暗殺され、警官が2人のところにやってくる。「お前は逃げろ」と促された青柳はその場を逃げ出し車を後にするが、森田は自動車ごと爆殺されてしまう。
その頃、街中では早くも青柳の顔写真や映像がくり返し流され、首相暗殺犯として大々的に報道されていた。青柳は、警察やマスコミを意のままに操作出来る人間が、自分を犯人に仕立て上げようとしていることを思い知らされる。
青柳は様々な人々の力を借りて、逃走につぐ逃走を重ねて、逃げ延びる。
とにかくハラハラの連続の一言。。
一度は国民のヒーローとなった主人公が一転し、全国で指名手配される犯罪者になてしまうところから始まるこの作品。
なんとか自分の無罪を証明するために奔走する主人公に引き込まれページを止まらないこと間違いないでしょう!!
映画化もされています。こっちもしっかり面白いですよ!!
・アヒルと鴨のコインロッカー
あらすじ[編集]
椎名という大学生の現在の物語と琴美という女性の2年前の物語が同時に描かれる、カットバック形式の小説。
椎名は引っ越し先のアパートの隣人・河崎に「本屋で広辞苑を盗まないか」と誘われる。断りきれなかった椎名は本屋から広辞苑を奪う手伝いをさせられてしまう。その計画の後、河崎やペットショップの店長をしている麗子から2年前の話を聞かされることになる。
2年前の物語は琴美、その恋人であるキンレィ・ドルジ(ブータン人)、河崎、麗子を中心に展開する。世間で多発しているペット惨殺事件の犯人たちに出会ったことにより、琴美が目を付けられてしまう。琴美は何度も襲われるが、ドルジや河崎に助けられ、逆に犯人たちを捕まえようとする。
2年前の事件と現在の本屋襲撃が次第につながっていく。
「本屋で広辞苑を盗まないか」
なんのこっちゃわからないセリフですが読み進めればしっかりわかる。これが伊坂幸太郎の良さですね!
このタイトルが非常に深い意味を持ち、
誰もが騙される大どんでん返しがあります!!
伊坂幸太郎ファンの中でも人気の高いこの作品。
読み終わった後の何とも言えない感覚はぜひ読んだ後の皆さんと共有してみたいです!
この作品も映画があります。
・魔王
魔王とは何者なのか?魔王はどこにいるのか?
世の中の流れに立ち向かおうとした兄弟の物語。会社員の安藤は弟の潤也と2人で暮らしていた。自分が念じれば、それを相手が必ず口に出すことに偶然気がついた安藤は、その能力を携えて、1人の男に近づいていった。5年後の潤也の姿を描いた「呼吸」とともに綴られる、何気ない日常生活に流されることの危うさ。新たなる小説の可能性を追求した物語。
この作品も能力もののようでありながら、とてもリアルで伊坂幸太郎の数ある小説のなかで社会派です。
読んでいるときには、政治のことに触れたり少し難しい印象を感じたけれど、後半にかけてどんどん大きくなる世界観はたまりません。
「ある一方向に流れうる社会のこわさ」がテーマの作品です。
漫画版もありそちらも読みやすいので是非。。
魔王 JUVENILE REMIX(1) (少年サンデーコミックス)
- 作者: 大須賀めぐみ,伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/06/10
- メディア: Kindle版
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・陽気なギャングが地球を回す
ロマンはどこだ!?
人間嘘発見機、演説の達人、天才スリ、そして正確な体内時計を持つ女。この4人の天才達は「人を傷付けない」ことをポリシーとする銀行強盗だった。その戦歴は百発百中……のはずが、思わぬところで誤算が生じ、せっかくの「売り上げ」を逃走中の現金輸送車強盗犯に横取りされてしまう事に。そこで彼等は奪還に動こうとする。
この作品は何といっても会話の面白さ!!
銀行強盗が主人公でありながら少しも犯罪者感のない登場人物たち、それぞれの特技とキャラがとても立っていて会話の掛け合いがとても面白いです!!
物語終盤のピンチの場面では一発逆転の策はまさかの・・・
伏線回収が素晴らしい伊坂幸太郎作品の中でも特にスッキリ決まる伏線回収です。
人気作品のためシリーズ化され、同じ登場人物で「陽気なギャングの日常と襲撃」
「陽気なギャングは3つ数えろ」という続編もあるのでそちらもぜひ。。
・砂漠
大学で出会った5人の男女がボウリング、合コン、麻雀、通り魔犯との遭遇、捨てられた犬の救出、超能力対決などを通じて互いの絆を深め、それぞれを成長させてゆく。自らの未熟さに悩み、過剰さを持て余し、それでも何かを求めて手探りで先へ進もうとする青春時代が爽快に描かれている。
僕が大学生に勧める伊坂幸太郎の小説ではNO1です!!
作中に出てくるキャラクターたちの大学生活が本当に楽しそうでインキャ大学生の僕には憧れの大学生活です。
読んでいるうちに登場人物と同じ大学生活を送っていると思わされるほどの没入感を味合わせてくれます。
何といっても変わり者の登場人物の西嶋がかっこいいんですよねーーー
よんだら共感間違いなしだと思います!!
その気になればね、砂漠に雪を降らすことだって、余裕でできるんですよ
砂漠に雪を降らせる。この言葉の意味が読み終えたあなたにはわかるでしょう。
誰もが騙される叙述トリックにも要注目です!!
追記
この記事で今週の目標としていた3000字以上の記事を書くをいきなり達成することができました!!
やったね!!